circus

FictionJunction YUUKA circus歌詞
1.circus

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

この寂しさから逃れられず、ずっと
君に會えること信じていた
遠い時の circus

夏の日の夕暮れの孤獨が消えてゆく
情熱と安らぎの振り子が搖れる
生きてる意味が今とてもリアルになる
愛を呼んで泣いて

君の姿、君の聲を搜してた
この永遠を旅して來たの 一人きりで
ねえ、寂しさから逃れられず、ずっと
時の彼方、二人が始まる今を
夢に見てた

同じ場所、違う聲で笑ってくれたら
切なさもコ一ラスになって響くよ
踴り歌い叫ぶ私を見屆けて
愛の幕を開けて

身體全部で心を受け止めたら
この寂しさは愛しさを知る為の標
君に會う為に生まれたのねきっと
この一時、二人が始まる今が
夢の circus

幕が開く……


2.aikoi

唱:FictionJunction YUUKA
翼·年代記 Future.Soundscape.Ⅳ / 梶浦由記

抱きしめてキスしたって
君を好きになってく氣持ちに果てはない
吹き荒れる戀を
葛籐と樂觀と達觀で乘り切るだけ
進めコイゴコロ迷わずに君の元へ
夜も晝も花も嵐もきっと踏み越えて
世界の感情全部搖さぶって
孤獨な心情すぐに伝えたい
足りないもののない、ありのままの
愛が欲しいだけ
逆卷く純情 君の手を摑み
このまま想像の世界に落ちてく
變わらぬ日々を變えて行くわ
愛をこの胸に
離れないで 側にいて
だけど本當は何が欲しいのか見つからない
「コイビト」って
とても散漫で曖昧で賴りない言葉だね
こんなコイゴコロ真っ直ぐに綺麗なものね
夏も冬も天高くある星に手を伸ばす
世界の慘狀 君がいなければ
優しい感情消えてしまいそう
欠け落ちた胸のありのままで
君を搜してる
溢れる純情 甘いキスだけで
容易く想像の限界を超えてく
夢より深く一つになる
愛を搜してる
世界の感情全て搖さぶって
このまま想像の限界を越えてく
變わらぬ日々を變えて行くわ
愛をこの胸に


3.Silly-Go-Round

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

(夢から醒めてもこの手を伸ばすよ……)

同じ強さで呼び合う
心になれるのならば
何人分の傷でも僕は受け止められるよ

もう少しだって氣がするんだ
この壁が崩れる
黎明

夢から醒めてもまだ見ない夢の方まで
僕等は一人で走り續けるしかないんだ
轉がり迷って作り出す僕の引力が
いつか
君へ

寂しさに流されたり
噓を噓で隱したり
何度も間違えたのに
また「最後の戀」をして

見飽きたはずの黃昏が
こんなに綺麗だと泣いた

ゴ一ルのつもりでリセットボタンに飛び迂んで
僕等はぐるぐる同じ場所を回ってるんだ
勢い任せで いつかは昨日の引力を
越える
君と

僕は君と出會う

夢から醒めても
僕等は夢を乘り繼いで
まだ見ぬ誰かに懲りずにこの手を伸ばすんだ
足りない心と身體が愛を搜す引力が
屆く
君に
(夢から醒めてもこの手を伸ばすよ……)


4.blessing

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

kiss me, my angel
フレスコの空から
愛の翼はためかせて欲しい
bless me and my heart
離れないでいたいの 夢を葉えて

いちめんの秋だね
キラキラ胸を刺す
二人いることが
そのまま祈りになる

初めて戀してるみたいに
綺麗な不安が溢れてく
君の目の方へ
kiss me, my angel
灰色の野原に
愛の調べ さざめき降り注ぐ
bless me and my heart
離れないでいたいの
夢を葉えて

雲を拔けてくる
迷いのない光
二人手を取って
一枚の繪のように
初めて觸れ合った一瞬に
私の全てが流れ迂む
君の目の中に
kiss me, my angel
フレスコの空から
愛の調べ ソプラノ響かせて
bless me, my sorrow
信じ續けたいの
愛の遙かを

賴りにしていた花が散る
綺麗な不安が溢れ出す
君の目の方へ
kiss me, my angel
bless me and my heart

kiss me, my angel
フレスコの空から
愛の翼はためかせて欲しい
願いは一つ
離れないでいたいの
とこしえに
愛を葉えて

いちめんのひかりに
いのりをこめて


5.荒野流轉 ~Full Size Mix

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

月影凍る大地を
轉がり踏み分けて行く
滅びと再生の時代が始まる
自由を重く揭げて
道なき道を選んで
真晝より眩しい日沒を越えて
夢を語るように時の船は行く
その闇路の向こうに新しい夜明け

僕等はきっと暗闇の腕から生まれてきた
かなわぬ戀をするように
光へと彷徨ってく
何處までも果てしのないこの道を
掃る術は無い

生き拔くことに戶惑い
死に行く事に怯えて
僕等の呼吸には哀しみが宿る
叫びは孤獨に失せて
淚の滴を啜り
誰もが一人きり荒野を流離う
あれは月の夢か 白く光る花
けぶる丘の彼方 煌めき手招く

胸に響く悠久の音樂に耳を濟ませ
風に惑う砂のように
剎那へと消え失せても
何處までも果てしのないこの道を
荒野の向こうへ

あれは月の夢か……

僕等はきっと暗闇の腕から生まれてきた
かなわぬ戀をするように
光へと誘われて
何處までも果てしのないこの道を
掃る術は無い
彼方へ……


6.よろこび

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

落ちてくるオリ一ブを集めて
星の欠片と君に手渡した
魚の影が橫切る夕空
「一緒に行こう」
擦りむいた膝の甘さがね
この世の影を生き拔く秘密です
現を拔けて
幻の園へ
月の出を待つ頃

奏でる歌は蓄薇の色
星空の船で行こうよ
一番深い琥珀の闇へ
燈火のようなカスタネット
鏡の中に映ってる
知らない顏を道連れに
銀の小鳥がさえずる森へ
波打つ時間の向こうへ

手招いて、おとぎの岸邊へと
子供の聲で私を連れ出して
見張りの瞳を潛って行くから
月の出を待つ頃

孤獨な夢の玉響へ
遊び戲れて行こうよ
胸の花火が燒け付くほどの
よろこびが待っているよ
見送る歌は薔薇の色
星空の船は急ぐよ
銀の小鳥がさえずる闇へ
波打つ時間の向こうへ

一番深い琥珀の闇に
よろこびが待っているよ


7.光る砂漠

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

夢の途切れた白い真晝に
心を風に任せ浮かんでる

風は僕等を未來へ
眠り漂う間も
運ぶ

還らぬ記憶がくれた優しさで
靜かに步き出せる氣がしてる

さよならと手を振りながら
砂の輝きの中を
行くよ

僕等は 見えない明日を見上げて
躊躇う 心をそのまま揭げて
生きていることを 許し始めてる
夏の砂漠の
水邊で

眩しい世界の中に
一つの影を落として
行くよ

僕等は 逆卷く明日を見上げて
始まる 夜明けはこんなに甘くて
生きてゆくことを僕に許してる
素直な未來へ步き始めてる
光る砂塵の
向こうへ


8.romanesque

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

終わらない夏のように
散らない花のように
抱きしめたその腕を
ずっと離さないでいてよ

憧れを繰り返し 何處へも行けなくても
抱きしめたその腕をずっと離さないでいてよ
今、昨日も明日も燃やし盡くしてもいい
切なさの立ち止まる
この一時が二人の全てよ
縋り付いてみても
胸はまだ違う儚さで
時のリズム數えてる
赤い星の夜
消えて行く溫もり 繫ぎ止めたいのよ
瞳閉じた君を

憧れを繰り返し 何處へも行けなくても
抱きしめたその腕をずっと離さないでいてよ
時の慰めの全て消し去ってもいい
切なさを燒き盡くし
今生きているのここに
二人で
胸が痛むほどの情熱に
心委ねたら
なくしたものこの腕に
取り戾せるようで
分け合った淚がこぼれ落ちないよう
瞳閉じていたの

夢のような時に終わりは來るのね
寂しい額には月の優しさ……

終わらない夏のように
散らない花のように
抱きしめたその腕を ずっと離さないでいてよ
今、寄る邊のない戀に消え去ってもいい
切なさの立ち止まる
この一時が二人の全てよ


9.ピアノ

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

小さな貝殼ひとつ
飾る海のピアノ
さびしいラムネのような
音符がほら
こぼれ出す

何を戀しがって
この胸は泣くのだろう
愛を飲み乾したら
もう海の底には
遠く

波音に誘われて
爪彈く青いピアノは
逝く春の思い出を
このまま戲れに
なつかしむ

いちばん好きな曲だけ
彈けずにいた ずっと
貴方が教えてくれた
音符がもう
見えなくて

愛を戀しがって
この胸は泣くのです
肩に優しい手を
まだ待っていたくて
ひとり

波音に誘われて
寄り添い離れる和音
この指が紡ぐのは
悲しい歌ばかり
波音寄せて返し
爪彈く青いピアノは
逝く春の思い出に
貴方の手のひらを
なつかしむ


10.六月は君の永遠

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

小指を繫いで
搖れる季節を
同じ視線
同じ胸で
見ていた

喜び哀しみ全てが消えて
ふたりだけが
そらのなかに
殘った

六月の晴れ間だから
道も屋根も輝いて
わたしだけ
あなただけ
そんな永遠

水たまり飛び越したら
頰を寄せて笑ってる
愛しさも
切なさも
ひとつに溶けて

やがて世界の全てが消えて
ふたりだけが
そらのなかに

ゆめも

あしたも


11.焰の扉

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

傷ついた指で曉のドアを開くよ
明日をこの手で選び取ると決めたから
風より今強く この身に纏った
焰を支えて

扉の向こうへ
優しい手を振り翳して
淚を奪うよ
もう一度 愛を信じるために

小さく瞬く あれは誰を贈る光
空に笑く花を 子供たちは指差して
消えた地平へと 希望の種を
探しに飛び立つ

過ぎ行く夕風 悲しみよを今は靜かに
私を見守って いつかまた
ふるさとへ掃る
その日まで

嘆きの大地に赤い雨は降り注ぐ
風の泣く聲は 暗い炎を煽って

それは遠い約束 懷かしい聲
震える胸をどうか支えてがきら
焰の扉へ
優しい手を振り翳して
明日を奪うよ
もう一度 愛を知りたい
心から 今開く運命の空


12.angel gate

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記
編曲:梶浦由記

子供の頃は信じてたね
ぬくもりのくれる優しさを
何處で君とはぐれたのかな
ずっと心を閉ざして
ただ泣いてた
傷つく事が怖くて
青空から目を逸らして

my angel gate
開けるはず
鍵はこの手の中にある
私が今ここにいることを
喜びだと思いたい
夜明けは近くにある
明日君を抱きしめたら
信じることをもう一度始めよう
my angel gate
開くよ
光になる

少しだけでも笑顏になれば
世界はこんなに優しいって
思い出した....

一人だと氣が付いた時に
一人じゃないと笑ってくれた
君がいたから

my angel gate
幸せまで遠い道を步き出す
いつか辿り著けるその日まて
ただ笑顏でいたいよ
夜明けを告げる鐘の
高く響くこの場所から
愛することをもう一度始めよう
my angel gate
開くよ
光の中

しんじてみたい、ぬくもりを
my angel gate
光になる...